寒い季節になると皆さん使っているであろう毛布。使っていて「なんかこれ厚みの割にあったかくないな」、「これ薄いのにあったかいなあ」って感じたことありませんか？毛布はその素材によって大きく使用感が異なります。ここではその毛布の素材毎の特徴について簡単に説明していきたいと思います。新しい毛布選び等のお役立てになれればと思います。
ーおおまかな分類ー
大きく分けると毛布は「化学繊維」のものと、「天然素材」のものに分けられます。現在は家庭で洗うことができ、価格もリーズナブルな化学繊維の毛布が主流です。
天然素材の毛布は高価な上に手入れが難しいため、ここからは化学繊維の毛布に絞って説明していきたいと思います。
①ニューマイヤー毛布
アクリル、ポリエステルが主な素材で、1重（1枚の布で構成されている）が主流なのがニューマイヤー毛布です。
肌触りがよく毛玉ができないことに加え、非常に軽いため扱いやすく、ご家庭での洗濯が可能なのが1番のポイントです。
アクリル素材の方が保温性が高いのに対し、ポリエステル素材の方はアクリルより軽さがあるため、お好みの素材を選んで購入することをオススメします。
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②マイヤー毛布
2枚重ねのアクリル毛布です。1番の特徴はその厚み。保温性が非常に高く、掛けた瞬間の温かみも強いです。ニューマイヤー毛布同様、化学繊維の毛布は基本的に毛玉ができないため、長期間使用しても肌触りが良いのも特徴です。
一方でマイヤー毛布は重さがあり、ご家庭での洗濯が難しいのがデメリットと言えるでしょう。
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③マイクロファイバー毛布
ポリエステル素材がほとんどで、天然素材より細かく仕立てた糸を織っていることで肌触りが段違いに良く、心地よいドレープ性のあるものが多いです。ニューマイヤー、マイヤー毛布、天然素材の毛布と比べ染色が簡単なため、カラーバリエーションが豊富なのも魅力の一つ。
また、極細繊維を織っているため通気性が高く、睡眠中のムレが気になる人にはもってこいの素材です。
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④フリース毛布
こちらもポリエステル素材が主になります。フリースならではの肌に寄り添うような手触りがあり、保温性も高いです。
加工するコストが他より低いため、手頃な価格帯で購入できるのも強みの一つでしょう。
ご家庭での洗濯も可能ですが、洗濯するごとにフリース独特の起毛感が薄れていくので、長期間の使用には向いていません。
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⑤発熱素材、保温機能付き毛布
ポリエステル、アクリルなどを保温性を高めるために加工した毛布です。吸湿すると発熱するものがほとんどで、1番下（体に密着する部分）に掛けることでより効果を感じられます。
最近だとブラックシリカゲルが練り込まれた遠赤外線効果のある商品が発売されたり、メーカーごとにも特徴が見受けられます。
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ー好み別毛布素材ランキングー
◯価格部門
1位 フリース毛布
2位 マイクロファイバー毛布
3位ニューマイヤー毛布
◯扱いやすさ部門
1位 マイクロファイバー毛布
2位 ニューマイヤー毛布
3位 フリース毛布
◯暖かさ部門
1位 マイヤー毛布
2位 ニューマイヤー毛布
3位 発熱素材、保温機能付き毛布
まとめ
毛布はしょっちゅう購入するものではありませんが、化学繊維の加工技術が発達した現在、比較的安価なものが多く流通しています。季節の変わり目や引っ越しの際などに、気分転換や快適性を求めて、新しい毛布を購入してみるのも面白いのではないでしょうか。
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